運で大きく左右される株式投資の世界

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

投資の世界は、未来が予測でき、特定の行動が必ず特定の結果につながるような、秩序正しく論理的な場所ではない。
(中略)
投資家のあらゆる行動がうまくいくかどうかは、ほとんどの場合、サイコロの目がどう出るかに著しく影響されるのである。

「投資で一番大切な20の教え」より引用

株式投資の世界は、運に大きく左右される世界だと思う。

だからこそ、株式投資の知識が少ない一般的な主婦や無鉄砲な個人投資家が年に〇倍以上のリターンを叩き出す成績をあげたり、ノーベル経済学賞を受賞した研究者が運用していたヘッジファンドが破綻したりするのだろう。

そのことを踏まえて言うのなら、株式投資で物凄いリターンをあげていたとしてもそれは単純に運が良かっただけなのかも知れない。反対に、非常に素晴らしく理路整然とした投資手法で株式投資に挑んだとしても、運が悪ければ大損してしまうということだ。

自分の実力は?

僕が2020年に購入した株の成績は評価益が31%(配当金のリターンは除く)であった。

僕の投資スタイルは、PER・PBRが低くて、利益率やROEが高い、そしてキャッシュフローも良好な会社の株を購入し持ち続けるというものだ。この投資スタイルで、評価益が31%(配当金のリターンは除く)とまずまずの成績を残している。

この成績について言えることは、単純に実は運が良かっただけなのかも知れないし、もしかしたら運が悪かったからこの程度の成績しか残せてないのかも知れない。

僕の株式投資の実力はどれくらいあるのだろう?運が大きく左右する株式投資の世界で、自分の実力を知ることはとても難しいと思う。

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