株式投資は価格が下がったという理由だけで損切りするものではない

ビジネス書、経済・経営ビジネス書、経済・経営

前回の記事で、ゲーム理論の本に書かれている『投資に勝つには「損失」に着目』という内容について説明した。

その際に株式投資と損切りの重要性についてお話したのだが、ゲーム理論の本にある「損切り」と僕の考える「損切り」とは少し考えが違う。その違いについて、今日は書いてみたい。

僕の考える投資とは

投資とは、自分が出したお金に対してどれくらいの収益を生むのかを見極めて行うものだと僕は考えている。

不動産投資を始める際にアパートの価格だけ見て投資する人はいるのだろうか?アパートの価格だけでなく、家賃収入がどれくらい入るのかを確認するだろう。

そしてアパートの価格と家賃収入を比較して、投資するかどうかを決めるものだ。

株式投資も、不動産投資と同じであると僕は考えている。株に投資する際は、株価だけを見て投資するものではない。投資した企業がどれだけの利益を上がるのか、配当をどれくらい出すのかを確認して投資するものなのだ。

価格だけで売買する?

前回の記事で紹介した「ゲーム理論」の本では、「株価が3割の値下がりしたら、もとの株価を取り戻すのに4割3分の値上がりが必要」だ。なるべく「負けたときの損失を少なくする」ことで投資に勝つことが出来ると、価格だけの話で損切りの重要性を説いている。

理論上はそうかも知れない。が、僕の考えとは意見が異なる。

例えば自分が不動産投資をしていたとして、家賃収入が年間100万円見込まれるアパートを1,000万円で購入したと仮定しよう。

家賃収入が毎年100万円入ってきているのだが「1,000万円のアパートが700万円になりました、アパートを売るべきです」と不動産屋がいってきた。そのとき、アパートを売ることが正しい選択なのだろうか?

投資したお金に見合うだけのリターンが見込めているのであれば、たとえ値下がりしていたとしても売却する必要はないだろう。

何が正しいのか

ゲーム理論の本を書いた頭の良い教授と小さな町の頭の悪い投資家の言うこと、どっちが正しいのかと言えば教授の方が正しいのだろう。

それでも頭の悪い僕が言えることは、株式市場では理論上正しくてもその理論を信じない人が一定数いるということだ。

株式投資というゲームは、自分の考えと違う人が様々な思惑で参加して成り立っている。そして、そのゲームに勝とうと思ったらゲームに参加している相手をよく知っておくことが重要だ。

僕が今回の読んだゲーム理論の本で学んだことは、そういったことなのだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました