株式投資をしてはいけない、「孫子」を読んで滅んでいく企業を見抜こう

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「孫子」とは、二千五百年前に書かれた中国の兵書である。

湾岸戦争で多国籍軍を率いたシュワルツコフ将軍、プロ野球史上未踏のV9を達成した巨人軍の正捕手・森祇晶氏、コンピュータ・ソフト企業の雄としてソフトバンクを創業した孫正義氏など、様々なジャンルの有名人がこの「孫子」を読み込み、その戦略を生かすことで成功を収めている。

「孫子」の戦略の根底は、「常に勝てる戦略」でなく「負けない戦略」である。

ライバルが複数ひしめいている状況では、生き残るために「戦って勝つ」ということよりも「負けない」ということがとても重要となってくる。

このようなことを現在の企業に当て嵌めてみると、現在の企業の関係はまるで戦国時代のように、どの業界を見ても飛び抜けた存在がいなく同じような力を持った複数の会社がライバルとしてひしめいている状況である。

こうした状況では、例えば上位の1位・2位の会社が熾烈な争いを行ったとすると、1位・2位の会社はこの熾烈な争いの中で疲弊していくと同時に、1位・2位以外の会社が漁夫の利を得るようにいつの間にかトップとして躍り出ることが多々ある。

「孫子」の考えでは、出来るだけ直接的な争いを避けることを良策しており、戦わずして勝つということを理想としている。

もしそれでも争うのであれば、徹底的に敵・味方の情報を集めて分析し、そして敵が準備を整える前に・味方は十分な準備を整えて、「短期間で決着」が付くように争うべきだともしている。

こうした「孫子」の考えに反して、無理な争いを臨み疲弊していき最終的に滅んでいった企業はたくさんあるだろう。こうした企業に株式投資することは、ドブにお金を捨ている行為と同じなので避けるようにするべきだ。

滅んでいく企業の見分け方

「孫子」の考えをもとに滅んでいく企業を見つけるようとする場合、生き残ることを重視した「負けない戦略」を選ぶ企業より、常に「争って勝つ」という戦略を選ぶ会社を見つけるべきだろう。

そして「争って勝つ」という戦略をとっている会社の中でも、情報分析がうまく出来ていない会社を選ぶことで、より滅んでいく企業を見つける可能性は高くなる。

こういった会社は実際にあるのだろうか?僕が、ぱっと頭の中で浮かんだのが「大塚家具」だ。

大塚家具自体は、実際には滅んでいないのだがここ数年での物凄い勢いで凋落していっている。次回の記事で、なぜ大塚家具がここまで凋落したのが「孫子」の考えをもとに考察してみたい。

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