独立や起業を考えているサラリーマンの人は、給料はどの銀行口座に振り込むようにしておくのがよいのか?
その答えは『信用金庫』の口座である。
『信用金庫』に口座を作りお金を預けておくことで、独立や起業する際の開業資金や住宅ローンなどのお金が引っ張りやすくなるからだ。
信用金庫は地域の役に立つというミッションを持っており、小さな店舗や個人事業主が主要な客である。
信用金庫に口座を開き、コツコツお金を貯めて信用を築いておく。そしていざというときに、信用金庫からお金を引っ張りやすくしておく。そういうことから独立や起業を考えているサラリーマンであらば、信用金庫の口座にお金を預けておくことをオススメする。
世の中には、何となく給与の振込口座をメガバンクにしている人は多いと思う。だが特に理由がなければ、給与の振込口座を『信用金庫』の口座にするほうがよい。
今は独立や起業を考えいなくても、将来どうなるのかは分からない。
「もしも」というときに将来の選択肢の幅を広げておく。そういう意味でも給与の振込口座を『信用金庫』の口座にすることよい、少なくとも僕はそう考えている。
お金が借りやすいのは『信用金庫』
サラリーマンが給与口座や積立口座を開くのなら、『メガバンク』でなく『信用金庫』にすべきである。
そのことは、もと銀行員で不動産投資でも成功している人物が書いた「お金が貯まるのは、どっち!?」の本のなかでも述べられていることである。
「お金が貯まるのは、どっち!?」では、銀行とはお金を預けたりおろしたりするだけの場所でなく「お金を借りる場所」である。そして、銀行にお金を預けるのなら将来に自分がお金を借りる予定の銀行にしなさいと述べている。
大手企業のサラリーマンであれば、メガバンクでも住宅ローンや起業などに必要なお金を貸してくれる。が、大手企業を辞めたとなると住宅ローンや起業に必要なお金を貸してくれる、ということはほとんどない。
「お金が貯まるのは、どっち!?」の筆者も、独立するためにメガバンクを辞めて大手銀行に法人口座を開こうしようとしたが大変苦労したと述べている。
そして、ただ法人口座を開くだけなのに苦労するのに、独立のためのお金を融資してもらうことは至難の業だとも言っている。
また信用金庫の口座に、500万の預金があれば得意客として扱ってくれる。1000万もあれば、担当者がつくような扱いをしてくれる。
しかし、メガバンクであれば1000万預けていても特別扱いしてくれることはない。
こうした扱いの違いをみても、お金の借りやすさでいえば圧倒的に「信用金庫」が有利であると「お金が貯まるのは、どっち!?」では述べている。
メガバンクと信用金庫の株の成績は
独立や起業を考えているサラリーマンの人は、将来のお金の借りやすさを考慮して『メガバンク』より『信用金庫』に口座を作って貯金しておく方がよい。
では、株式投資するなら『メガバンク』か『信用金庫』のどっちの方がよいのだろうか?
ちょっと調べてみると『信用金庫』は上場していなかった。ので、信用金庫に投資することは出来ない。
『メガバンク』については「三菱UFJフィナンシャル・グループ」「三井住友フィナンシャル・グループ」「みずほフィナンシャル・グループ」などあるが、株価については10年で2倍にいくかいかないかくらいだ。
ちなみに僕は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」「三井住友フィナンシャル・グループ」の株を購入している。詳細については、以下を参照して欲しい。
日経平均は10年で3倍以上になっており、メガバンク銘柄は市場平均に大きく負け越している成績となっている。
今後、メガバンク銘柄は市場平均に負け続ける成績となってしまうのか?メガバンクの株主として、その行方を見守っていきたい。
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