守るべきものを持つことこそが自分を成長させてくれる礎となる

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お金の名著として名高い「バビロン大富豪の教え」では、お金持ちになるための方法として『黄金に愛される7つの道具』『「お金」と「幸せ」を生み出す5つの黄金法則』というものがある。

だが「バビロン大富豪の教え」には、お金持ちになるための方法だけでなく、人が生きていく上で大事なことが大事なことが書かれている。その1つが『守りたいものを持て』だ。

「バビロン大富豪の教え」では、人は自分が守ってくれるものを慈しみ応援してくれるとしており、守るべきものを持つことこそが自分を成長させてくれる礎となると述べている。

自分の人生を輝かせたいのなら、『何か一つ守りたいものを持て』ということは大事なことであると僕は思う。

無駄なサラリーマン時代

僕がシステム開発会社で働いていたときに、会社や上司から常にスキルアップを求められた。新人の頃は、プログラムやシステム設計が出来るように勉強した。そして、何十年か経ち仕事を辞める前にはプロジェクトマネジメントの勉強に精を出していた。

だがシステム開発会社を辞めて、改めて思うことがある。サラリーマン時代にスキルアップとして学んだことは僕の人生を輝かせる上で役に立ったと言えるものだったのだろうか?僕は人生を輝かさせてくれるほど役に立つものでは無かったと感じている。

こう感じる理由は、サラリーマン時代のスキルアップは、自分のためだけのことを考えたものだったのかも知れない。もし、上司や同僚・部下のために、もっと視点を大きくして僕が開発に携わったシステムを使ってくれるユーザのためにスキルアップということを考えていれば結果は違ったのかも知れない。

「バビロン大富豪の教え」で、バビロンの大富豪アルカドが貧乏な武器商人の少年だったバンシルに以下の言葉を残している。

人は自分を守ってくれるものを慈しみ応援する、想像してみるといい
頼れる「友人」愛する「恋人」信頼の置ける「家族」のために銀貨1枚を惜しむ物はいないことを
何か1つ「守りたいもの」を持て
それこそが自分を成長させてくれる礎となる

「バビロン大富豪の教え」より引用

この世の中では、様々な場所で成長を求められる。僕の経験上では、社会人、特にサラリーマンになってからはより強い成長を求められる。

このとき成長の視点を自分自身のためだけのものにしてしまうと、成長によって得たものはとても脆いものとなってしまうのではないだろうか?それよりかは、人のために、守りたいものために成長の視点を合わせる方が良いのではないだろうか?

「バビロン大富豪の教え」では、何か1つ「守りたいもの」を持て言っている。それこそが、自分を成長させてくれる礎となるからだ。そして「バビロン大富豪の教え」では、この礎さえあれば人は何度でも立ち上がり戦えるとも言っている。

僕がサラリーマン時代は、自分自身のことだけに焦点をあて過ぎたのかも知れない。だからこそ、サラリーマン時代が自分の人生で輝いていたと思えない。

「バビロン大富豪の教え」にもあるように、自分以外の人や守るべきものに焦点をあてたものにした方が良かったのではと、今更ながら後悔している。

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