素人投資家でもお得にモノを購入するには、どうすれば良いのだろうか?

株の本のイメージ(2022,23年) 株の勉強

株や絵画など価値が分かりにくいもの、また家やマンションなど高額なものを買う時など、どうすればお得に買うことができるのだろうか?その答えの1つとして、投資本などによく以下のような内容が書かれている。

すべてが順調で価格が高騰しているとき、投資家は慎重さを忘れ去り、買いに殺到する。その後、市場が混乱に陥ると資産はバーゲン品となり、投資家はリスクをとる意欲を完全に失って、売りに殺到する。

「投資で一番大切な20の教え」より引用

株式市場では、株価は振り子に似ていると言われている。適正な価格を中心にして、高値・安値に揺れ動くものとされている。

このことは、不動産価格についても当て嵌まると思う。バブル絶頂期で購入した人の住宅ローン破産記事はよく目にするが、不況の真っ只中で購入した人の住宅ローン破産記事はあまり目にすることはない。

市場が混乱に陥っているときに素人でも勇気をもって購入した資産は、適正価格かそれよりも安値で購入できることが多いと僕は思っている。

だからこそ、不況の真っ只中で購入した人のローン破産記事は少ないのではないのではないだろうか?それとも、そもそも素人は不況の真っ只中で資産を購入しないものなのだろうか?

日経平均が安値更新のときに購入した株

2022年3月頃に日経平均は、1年4カ月ぶりの安値を付けることとなった。その理由は、ウクライナでの戦闘状態が長期化するとの懸念や原油先物価格が急伸とされている。

日経平均のチャート画像
日経平均のチャート画像

日経平均が1年4カ月ぶりの安値つけたころ、僕は不動産開発会社の「ディア・ライフ」と世界3位のタバコ販売会社の「JT」株を購入した。

ディア・ライフのチャート画像
ディア・ライフのチャート画像
JTのチャート画像
JTのチャート画像

現時点(2023/03/07)で「ディア・ライフ」は約29%、「JT」は約35%の評価益(※配当除く)となっている。

今回は、運よく2022年3月を底にして日経平均は右肩上がりとなり、「ディア・ライフ」「JT」も大きなマイナス材料もなく株価は右肩上がりとなっている。あくまで結果論だが、今回の投資は今のところ上手くいっている。

だが2022年3月以降、ウクライナでの戦闘状態がさらに悪化し、原油価格がさらに高騰したら日経平均はだだ下がりしていただろう。「ディア・ライフ」「JT」も、それに吊られて株価も大幅に下落していたかも知れない。

これが株のリスクだと考える。株というものは、いつだって予想外に大幅に値下がりするリスクを負っている。

だが、それでも市場が混乱し株価がだだ下がりしている中で購入した方が、すべてが順調で株価が高騰しているとき購入するよりも、リスクは大幅に低くなるのではと僕は思っている。

株価の大底が読めない素人の投資家が、ある程度適正な価格で株を購入したいのならば市場が混乱しているときに株を購入するのが一番手っ取り早い。

だがビビりの素人投資家の僕は、市場が混乱しているなかでは、ちょびっとのお金しか投資できない。そのことだけは、どうしても解消できない。株とは簡単そうで、難しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました