日経平均株価が大幅に下げたので「トヨタ自動車」についで「サンゲツ」株も購入

株取引

2024/8/5の日経平均株価は急落となったので「トヨタ自動車」株を購入した。

ただ尋常な下げ幅でなかったので、インテリア最大手の「サンゲツ」株も購入することにした。

ピンチはチャンス・・のはず

サンゲツ(8130)

2024/8/5に、2,757円で100株購入。

  • サンゲツ(8130)
    インテリアの専門商社で最大手
  • 購入時の株価指標
    PER(予):14.6倍、PBR(実):1.53倍、ROE(実):14.12%、配当利回り(予):5.49%、自己資本比率:62.5%

業績の状況

売上は3.7%(10年平均成長率)、当期利益は10.1%(10年平均成長率)と着実に成長を続けており、ここ10年で赤字は一度もない。

キャッシュフローについても、ここ10年でフリーキャッシュフローがマイナスの年は一度だけであり安定感が伺える。

配当についても右肩上がりで、9期連続で増配中である。

インテリアの老舗といった感じのいぶし銀の業績の感じを受ける。

損益計算書の確認

「サンゲツ」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?損益計算書を深堀してみた。

ここ10年の粗利率は約30%ぐらいである。40%パーセント以上なら優位性のある企業の可能性が高いのだが、まずまずといったとこだろう

粗利に対しての販売管理費比率はここ10年は約79%とやや高めである。

利益率に関しては、ここ10年は約3.8%と低い数字である。が、業種的に言えばそんなもんかも知れない。

損益計算書を確認する限り、元気に成長する企業というよりかは経験で成長する大人になった企業という感じだ。

貸借対照表の確認

「サンゲツ」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?貸借対照表を深堀してみた。

現時点の長期借入金はゼロで有利子負債も減ってきているが、数年前は結構な額の長期借入金・有利子負債が存在していた。借入に依存しなければならない企業の可能性がある。

貸借対照表上を見る限り、自社の儲けだけでやっていける優位性の超高い企業ではなく、ときに借入を必要しながら成長していく企業といった感じだ。

キャッシュフロー計算書の確認

「サンゲツ」について、企業の優位性はどのくらいあるのか?キャッシュフロー計算書を深堀してみた。

ここ10年の当期利益と有形固定資産取得による支出を見ると、資本的支出はそれほど大きくない。

資本的支出だけで言えば、抜群とは言えないがある程度優位性のある企業だと言える。

今後の株価予想

「サンゲツ」のEPS成長率から10年後の株価を予想してみた。

  • 10年後の株価:8,600円
    (過去10年の業績からEPS成長率:10.1%、PER(過去2年間の平均PER):13.5倍の想定で算出)

想定通りに行くと、10年後の年平均収益率(配当除く)には12.0%となる。良い感じである!!

また、「サンゲツ」のBPS成長率から10年後の株価を予想しようとしてみたが、BPSはマイナス成長となっているためやめた。

感想

日経平均が大幅に下がっているので、高配当株の「サンゲツ」を購入することにした。

「サンゲツ」自体はものすごく強い優位性ある企業とは言えないが、まずまず優位性は存在していると思っている。

インテリア内装材のトップメーカーとしての優位性を生かして、着実に成長して欲しい。

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