目に見えないけど価値がある「無形資産」に着目して、株式投資に挑んでみよう

株の本のイメージ(2022年)株の勉強

人生ある程度長く生きてきて、いろいろ想うことがある。

学生時代に中心的だった頭の良かった人、スポーツが出来た人、ヤンキーだった人が、今では自分を押し殺して人にアゴで使われながら働いている。起業してかなりの収入を得た人が、今では資金繰りにカツカツで低収入に喘いでいる。圧倒的な「いいね!」「フォロワー数」を武器にして、これからの時代を作っていくはずのカリスマ的なインフルエンサーが、今ではただの人になっている。

一瞬の輝きが長く続くとは限らない。人生とは喜劇であり悲劇だ。

株もこれと同じなのだろうか?僕が今保有している株で「日本郵船」「商船三井」がある。

僕は「日本郵船」「商船三井」の株を2021年中旬ごろに購入した。この頃の「日本郵船」「商船三井」は、海運バブルと呼ばれるなかで大幅に利益を伸ばした。

「日本郵船」「商船三井」の輝きがあまりにも眩しくて、今後も明るい未来が続くだろう。そう思って購入したのだが、人生と同じで永遠に輝くことはないのだろうか?そう思うと「日本郵船」「商船三井」の株の購入は正しかったのだろうか?

いろいろ思いはあるが輝き続ける稀有な物もあると信じて、しばらくはこの株を保有し続けたい。

でも本当は希望だけでなく何らかの理論を背景にして、長期間輝き続ける企業を見つけ出して、自信を持って株を保有し続けたい。だが、そんなことは可能なのだろうか?

無形資産

ある株式投資家が、株の真実として「長期間でみれば株価と利益は比例する」と述べていた。

この言葉が本当だとすると、株式投資は長期間高い利益を稼ぎ出せる企業に投資すれば成功間違いないと言える。では、どうすれば長期間高い利益を稼ぎ出せる企業に投資することができるのだろうか?

その答えの1つとして「千年投資の公理」の本には、経済的な掘のある企業という言葉がある。経済的な掘のある企業というのは、強い競争力を持つ持ち長期間利益を生み出してくれる可能性が高い企業のことだ。

そして、経済的な掘のある企業を作り出す上でポイントなる「無形資産」というものがある。

ブランドや特許を棚から取り出して見せることはできないが、無形資産はそこにあるだけで競争上の優位性の源となるため極めて価値がある。無形資産を査定するときは、それが企業のためにどれだけの価値を生み出し、どのくらい長く維持できるかがポイントとなる。

「千年投資の公理」より引用

企業には、ブランド、特許、行政の認可など棚から取り出せることは出来ないが間違いなく価値のある「無形資産」を持っている企業がある。

この価値のある「無形資産」を持っている企業を見つけ出し、投資をすれば株式投資で成功することが出来る。だが、これも気を付けなければいけないことがある。

有名ブランドでも価格決定力がなかったり顧客の囲い込みができなかったりするものは、顧客にどれほど親しまれていても競争上の優位性はない。

「千年投資の公理」より引用

決して有名ブランドであるというだけで飛びついてはいけない。

人生と同じで、見た目は黄金のように輝いていたり、口から出る言葉は鋭くこの世界を導くお釈迦様のようであっても、実際の中身は終わっているというものがある。

そういった企業に投資したり、そういった人と関係を持ったりすると、絶望だけの人生となってしまう。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

貸借対照表の無形固定資産のなかに営業権というものがある。僕的にはこの営業権は、目に見えない会社の価値が帳簿上で数字化されたものだと理解している。

何が言いたいのかと言うと、もしかしたら営業権の数字の大きい企業に投資したら儲かるじゃないかということだ。目に見えない価値というものは、いつでも重要に見えてしまう。

ということで営業権ランキングで検索をかけてみると「三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)」の名前が挙がっていた。

この「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は、2020年10月に株を購入している。ので、営業権の力とはどういうものなのか?それを確認する意味でも、現在どんな様子なのかを見てみたい。

三菱UFJフィナンシャル・グループのチャート画像
三菱UFJフィナンシャル・グループのチャート画像

「三菱UFJフィナンシャル・グループ」株のリターンは、現在のところ約70%の値上がり益(配当除く)となっている。

同期間のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のリターンが約49%、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のリターンが約61%、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)のリターンが約24%であり、これと比較すると今のところかなり良い成績を残している。

また「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の10年平均利益率は、経常利益が約24.5%で当期利益は約15.6%である。この数字は同業他社である「三井住友フィナンシャルグループ」「みずほフィナンシャルグループ」と比較してみると、当期利益はほぼ同じ数字であるが、経常利益は約2%ほど三菱UFJの高い。

わずかな数字かも知れないが経常利益が約2%高いということが、営業権からもたらす経済的な掘となっているのならば「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は同業他社よりも長期間稼ぐ力が強いということになる。

この結果から営業権の力は凄いというには無理があるのは承知しているが、しばらくは希望を持って、目に見えない価値があると思っている「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の株を持ち続けてみたい。

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